歌舞伎町・ポチャカワ2回目 その2

小生「それで~先に部屋に行って、シャワー浴びて待ってるって事でいいんですね?」
センター分け「今から説明しますから~」
センター分け、不機嫌っぽくなる。確かに小生も慌ててるっぽい感はあるかも知れんが、このセンター分けの接客もいかがなもんかと。
最底辺の風俗は、店員の接客も最底辺ね。
一枚の紙を渡され、いろいろ説明を受ける。
そしてセンター分け、今稼働している嬢の写真が載っている紙を机に乗っけた。4人である。
写真では、デブではなく、可愛い。いや、実際、顔は前回は可愛かったのよ。
体形は、この写真から受ける印象とは、実物は全く異なるが。
写真には興味は無い。どうせ指名なんてしやしないし。フリーにすると告げる。
そしてセンター分け、小さな地図を机に置き、ここからレンタルルームまでの道を、赤ペンで地図になぞり、説明する。5分もかからない距離だ。
部屋に着いたら、店に電話をし、10分程で嬢が到着するとの事。
この地図には、予約した部屋番も書いてある。
今日のセンター分けは、ニヤニヤしてなくて、終始不機嫌な顔だったねえ。前回の小生はよっぽど取り乱してたのだろうか。

あのセンター分けのせいで、少しテンションが下がり気味でレンタルルームに歩いていく。着いた。テナントビル中にあった。
看板をみると1時間1500円とある。これ、延長したくなったら、どうなるのかな?当然、延長料金はかかるだろうが、高いのだろうか。
受付には、初老の男が座っていた。
さて、どう声を掛けたらいいのか?ポチャカワから予約の連絡は来てるんだろうし。
しかし、デリヘルの客で~す、なんていうのもアレだしなあ。
取り合えず「あの~さっき、店から電話ありましたよね?」
そしたら受付店員、困惑した顔で「何なんですか?」
おや、ポチャカワから、連絡は来たんじゃないのか?
小生、センター分けから貰った地図を見せる。これで、デリヘルの客って分かるだろ。
受付店員「はい。じゃあ、1500円ですね」
小生、お金を払うが、なんか腑に落ちない?
小生「あの~、店から予約の電話は来たんですよね?」
受付店員「何なんですか?××号室の予約って事でいいんですよね?」
んん?この受付店員が、センター分けからの電話を受け取ったのでは無いのか?
そもそも、ポチャカワから、今からデリヘル客が向かう、とか告げる訳では無いのか?
ただ単に、今から店に向かいます、部屋の予約お願いします、とだけあのセンター分けは告げたのか?
だとすると、ポチャカワはこのレンタルルームと提携して、金も貰っているのではないか、という小生の推理は間違いだな。どうでもいいんだけど。

このレンタルルームの部屋は、やはりとてつもなく狭かった。
縦2メートルもないであろう、シーツも敷いてない、ビニールで覆われたベッドと、ギリギリ人間一人が立って入れるシャワールームがあるだけの部屋だ。
そこそこ値が張るデリヘルでは、レンタルルームに派遣されるとなると、気分が滅入る嬢もいるとか。
さて、取り合えず、レンタルルームに着いたら店に電話するように言われたので、する。
これ、もし、万が一携帯壊れたらどうするんだろうね。
嬢が来るまでにシャワーを浴びろとは言われているので、浴びる。
イソジンのようなものもあるので、一応うがいはしておく。
まあ、コロナの予防には全く意味は無いであろうが。
それにしても、前回は嬢はシャワー浴びなかったので、今回は、浴びさせる。

10分程経ったがまだ来ない。大丈夫か?なんかさっき、ドアノックされたような音がしたのだが。
ドアをちょっと開けて、廊下を見渡す。いない。
小生少し不安になるが、とはいえ、この時間は、ワクワクする時間である。
こんな、ドスコイしか来ないデリヘルでも、今からあんな事やこんな事をすると思うと、気分は高揚するのである。そして、抜いた後の虚しさが、またある意味格別なのである。

今度こそ、しっかりと、ドアをノックする音がした。
小生、ドアを開けた。

続く

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