大久保・鈴艶 その2

イケてるメンエスを求め、歌舞伎町を彷徨う。
エステ、の看板はチラホラあるのよ。30分5000円とか書かれててさ。
でも、純粋なマッサージ店なのか、お若いレディと戯れるお店なのか、判別が付かない。
足つぼマッサージ、とか書いているとこは、健全なのだろうな。
歌舞伎町でも、中年の、外国人女性の客引きに、「マッサージどう?」の声を掛けられた事はあるが、あれはもう、メンエスというより、本番前提の裏風俗の気がする。
歌舞伎町の、すこし中心から離れた場所、西武新宿駅寄りの辺りで、客引きに声を掛けられた。いつもは無視するが、少し話す。
客引きは、ソープ以外の風俗は全て紹介する、と言う。
小生、店舗型のメンエスについて尋ねると、店舗型は、コロナで消えたと言う。
客引き「メンエスは10000円から15000円」
小生「10000円も持ってない」笑って言った。
そしたら、客引き「短時間なら?」
小生「30分くらいでいいけどね」
客引き「30分でいいなら、8000円」
小生「レンタルルームは?」
客引き「レンタルルームは1500円」
なるほど、10000円に収めるのか。まあ、やらないけど。断って離れた。
ふ〜む、どうしたものか。一発でメンエスって分かる看板があればいいのになあ。

そこで小生が思い付いたのが・・・大久保、であった。
大久保にもエステ店は沢山ある。しかし、健全かエロか判別が付かないのは歌舞伎町と同じ。だが、大久保駅のすぐ近くのビルの入口付近に、エステっぽく、そして、いかがわしい看板が立っていたのを覚えていた。あれは、何か、雰囲気的に、不健全な感じがプンプンしたのだ。
歌舞伎町から大久保駅は徒歩10分程である。

大久保駅近くの、件のビルに到着。あった。いやらしい雰囲気を醸し出す看板が、沢山、展示されている。
さしあたり、メンエスっぽいのは3つである。その3つは、『HiBiki』『花』そして『鈴艶』である。
花、と、鈴艶、は若い女性の顔が大きく写っていて、洗体とかリラクゼーションとか書かれている。HiBiKiは、メンズエステってハッキリ書いてある。
とりあえず、HiBiKiをネットで調べてみる。通常の風俗サイトでは見付からない。
個人サイトだか知らないが、メンズエステの口コミを掲載しているサイトに情報が載ってた。
なんか、写真では若いのに、実際はマダムが出てきた、とか、悪評が・・・。
そこで、一際目を引いた看板、鈴艶、である。
花とHiBiKiは30分4000円とか書いてあるのだが、鈴艶はなんと、20分2000円と書いてある。
まあ、その値段だと、軽いマッサージで終わりなのだろうが。
一応、大御所掲示板『爆サイ』で、鈴艶を調べる。鈴艶のスレッドはあるのだが、う〜ん、でも、なんかもう良く分からない。どうやら、本番目当ての客が来る店っぽいが。
もう少し調べると、鈴艶は、ちゃんとホームページも持っていた。
確かに、20分2000円、と書いてある。
他に、40分10000円、とかも書いてある。これは、どんな内容?
なんか、調べるのも、疲れて来た。まあ、いいや。2000円。最悪、マダムにしょうもないマッサージを時短でされても、いい経験だと思える金額ではないか。

鈴艶は6階である。エレベーターで行く。
エレベーターまでの途中、『花』へ続く下り階段があったが、幻想的な雰囲気だった。
6階、エレベーター出るとすぐ近くに鈴艶のドアが。しかし、なんか、鍵が厳重そうで、これはドアからして危なっかしい雰囲気が。違法風俗の匂いがプンプンする。
インターホンを鳴らす。しばらく待っても、反応が無い。もう一回鳴らす。しかし、反応無し。
閉店した?でも、看板は煌々と怪しい光を放ってたし。う〜ん・・・。
しかし、反応無い以上、どうしようもない。『花』にしてみるか。エレベーターの下りボタンを押す。
そしたら・・・。エレベーターの扉が開いたと同時に、店の扉も開いた。エレベーターからは、肌が黒い外国人男性が、店からは中年女性が現れた。
とりあえず、店の方へ。外国人男性は、小生の後ろで待機していた。おいおい、まさか、店が呼んだ護衛じゃないだろうな?
店の女性は、日本語が通じるが拙い。韓国人かな?なんか、しかめっ面だった。
小生は「ここやってる?」と聞くが、なんか、あっちは、嫌そうな顔。まさか、ここは外国人客専門じゃないだろうねえ?

小生、扉から数歩ほど中に入る。中を見ると、部屋の真ん中に狭い廊下が走っており、その左右に部屋がある。部屋と呼ぶより、仕切り、と表現した方がしっくり来る。肌色のカーテンで仕切りを作り、プレイルームにしているのだ。部屋の広さは、一畳より少し広いくらい?う〜ん、違法風俗の雰囲気だねえ。近くの部屋のカーテンが開いており、中から若い外国人っぽい女性がこっちを見ていた。結構、若くて可愛かった。
店のオバサンと会話。「2000円でいい?」と聞くが、向こうは、拙い日本語で「2000円はマッサージだけ。10000円だともっと」みたいな事を言った。
近くにあったウォーターサーバーの上から、料金表を取り出し、見せてきた。表の一番上に、20分2000円と書かれており、その下に、40分10000円と書かれていた。
10000円について尋ねると、手とかセックスとか、良く聞き取れないが、言っていた。あ〜やっぱりねえ。
話が長くなりそうな気がしたので、後ろにいる外国人男性(インド人っぽい)に、先にどうぞって言ったが、向こうは、いやいいよって感じだった。しかし、後ろにいると落ち着かないので、強いて先に行かせた。外国人男性は、すんなり店の奥へと消えていった。常連かな?
とにかく、小生は、2000円を頼んだ。あっちは、マッサージだけだよ、っと強調したが、こっちはそれでいいのだ。
奥の方を見ると、タオルを巻いた男が見えた。あれは、本番やるんだな?奥にシャワー室があるようだ。
暑くて汗も出ていたので、シャワー浴びたいと思った。オバサンに、「シャワー浴びれる?」と聞いたら、「シャワーは5000円」とかなんとか。シャワー浴びるだけでその値段?
変則的に、5000円で手コキとかやったりするの?
小生「20分だよね?マッサージは」と、時短は許さんぞ、という雰囲気を出して、2000円を払った。

一番手前の、右手にある部屋に案内された。中は、布団が敷かれていた。部屋の片隅には、嬢の私物とかだろうか、色々な物がゴチャゴチャ置かれていた。汚いなあ。
この布団のシーツ、絶対に、客が替わる毎に交換、とかしてないよね。こりゃー、裸でここで寝たら、後で痒くなりそうだわ。
数分して、嬢がやってきた。

続く

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