大塚・しょこら その1

今年も終わろうとしている
小生、クリスマスも年末年始も関係無い、一人でこの東京砂漠に生きている身ではあるが、
年を越す前に、なんか・・・なんか一つ欲しいなって思う
クリスマスは・・・まあ、いいとしても、なんか一つ
そこで思い浮かべるのは・・・一つしかなかった
風俗嬢の方々がよく言う言葉「世の中、寂しい人が多いってこの仕事して分かった」
そう。そうなのよ。性欲だけじゃ無いのよ
風俗嬢の方は・・・どう?孤独なのではないか?
そりゃあ、若くて可愛い女の子なら、男が放っておかないだろうけど、でも真剣な彼氏や結婚相手となるとねえ・・・風俗辞めてって言うだろうし
マトモな男が構ってくれないから、仕方が無くホストに・・・
とまあ、要らん事をあれこれ考えたりするが、とにもかくにも、孤独な冬に熱を加えるべく、夜の街に赴くのである
さてさて・・・どこに行こうか?
貧民の小生は、5桁の金額の風俗には中々行けない
とはいえ、クオリティーにはこだわりたい
そこで思い浮かんだのは・・・外れ無しの歌舞伎町のピンサロであった
恒例の風俗サイトを検索
あれ?名前が無い?潰れてしまったのか?あの優良店「ガールセンター」が・・・
しかし、ガールセンターと同じ値段のピンサロを歌舞伎町で見つけた
「ルシファー」という名前のそのピンサロは、ガールセンターと同じ料金体系で、サイトの紹介分も、ガールセンターとほぼほぼ同じであった
これは・・・姉妹店か?
なんか事情があって、移転したのだろうか?
とにもかくにも、キャンペーン価格20分3000円で10代20代しか出てこないとの事なので、
問題なかろうという事で歌舞伎町に向かう
その価格は17時までとの事なので、割と急ぎ目に
歌舞伎町に着いて、サイトに載っていた地図を頼りに店を探す
看板がすぐに見つかった
ガールセンターがあった場所から、歩いて1分くらいだ
17時近いので、急いで店の扉を開いた
扉を開けると、地下へ続く階段がある
降りると、おそらく30代と思われる、すこしいかつい店員が出てきた
店員「初めてですか?」と問う
小生「んーこの店自体は初めてだけど、系列店なら行ったことある」
店員「系列店とは?」
小生「ガールセンターってすぐ近くにあったでしょ?ほら、そこに貼ってある料金表、ガールセンターと同じ」
店員「ああ・・・。」
店員、なんか不服そうな雰囲気。系列店なんでしょ?とか聞くのは、風俗ではもう控えようか
店員「コースはいかがしますか?」
小生スマホを見せて、キャンペーン価格でいけるか問う
すると店員「あーこれはですね・・・17時からの価格でご案内になります」
17時からの価格となると、20分3500円となる
小生、腕時計を見る。16時50分であった
小生「まだ17時じゃないじゃん」
店員「いやー・・・待ち時間とかあるんでね・・・」
小生「結構待つ?」
店員「いや、5分くらいで案内出来ますよ」
小生腕時計を見て「それなら、17時までに間に合うじゃん」
店員「いや。17時からの価格で」
ダメだ。理屈は通用しない。これがマトモな企業なら、クレーム案件なのだが、なにせ底辺風俗だしなあ・・・
小生「10分以上前には来なければダメって事?」
店員「いやー。どのくらい待つか分からないんでね。30分前には来ていただかないと」
それなら、最初から16時30分までは3000円って書けばいいのでは
小生「んー・・・今日は辞めとく」
店員「500円高くなるだけですが、ダメですか?」
これは、釣り広告だな?ここで、まあ500円くらいならいっか、って客が多いと踏んだんだろ
しかし、小生、たかが500円でも、騙されたって事実が気に食わないのだ
こんなセコい手法で客を集めてるようでは、この店も長くないんじゃないか?ネットに書く奴も出てくるだろうし。
歌舞伎町では一番のクオリティーの店なのに
さっさと店を後にする
また、時間がたったら、ここに来よう。とにもかくにも、嬢の質はいいんだし。
さてさて、どうしようか?
ここまで来た以上、抜かずにはおれない
しかし、ここ以外、歌舞伎町にはお手頃な抜き屋は無い
そこで浮かんだのは・・・魔境・大塚であった

続く

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