歌舞伎町・ポッキリ その2

なんか、マンションの部屋ってのが、少し怖い。違法風俗ってマンションが多いよね。まあ、あれだけ堂々と風俗サイトに載っていて、爆サイにも書き込みが沢山あるんだから、そんなヤバい店では無いのは分かっているが。インターホンを押すって感じでもない。勇気を出して、ドアを開ける。
ドアを開けると、すぐ近くに店員が居る小部屋があった。目の前の店員に「あ、ども」みたいな事を言うと、奥の方の店員が「こっちへどうぞ」と招いた。何故同じ場所に店員が2人いるんだろうな。
応対した店員は、50は超えているであろうオッサンである。カッターシャツを着ていて、メガネを掛けていて、敬語で話すが、少し怖い感じである。ちなみに、もう一人はもう少し若い感じで、スーツだった。
店員「初めてですか」
小生「はい」
そこで小生はスマホを見せてキャンペーン価格でいけるか確認。問題無くキャンペーンは使えるようだ。
その後、まず、電話番号の下4桁を聞かれた。これは本当に初めてかの確認だろう。その後、簡単なアンケートに答えた。小さなアンケート用紙に5つくらいの項目があって、どんな子が好きか、とか、どんなプレイが好きか、を選択するとかだった。フリーでも、これでどんな子が着くのか影響があるかも知れないので、とりあえず、真面目に書いておいた。
あと、ポイントカードが欲しいか聞かれた。ポイントが5つ貯まると指名料が半額、とかだが、まあ、どうせ5回は来ないだろうが、一応貰っておいた。
次に、コース表を見せられ、コースを選ぶのだが、45分コースと答えると(口コミ情報局の46分ってのは、ギャグだよねえ)本当にいいのか確認された。店員の言うには、最初と最後のシャワーの時間を考えると、45分コースはかなり短いと。
小生「まあ、シャワーって、5分くらいでしょ?別に大丈夫ですよ」
そしたら、奥の店員も話に入ってきて「う〜ん、10分くらいじゃないですか?帰りも交互に入るんですし」
シャワーが始まりと終わりで20分ということか?念入りだねえ。まあ、それでもいいよ。45分コースを押し通した。
さて、次は部屋なのだが、2つのレンタルルームを選ばされた。この2つ以外は交通費がかかるとの事。
一つはFINE、もう一つはルームスという名である。ルームスは以前デリヘルで利用して知っている。
FINEは60分3000円、ルームスは60分1500円である。当然ルームスを選ぶが、FINEを選ぶ客はいるのだろうか?部屋のグレードが違う?でも、こんな安いデリヘルで、部屋のグレードこだわるかねえ?小生、本当にルームスいけるか不安で「あの、お金払う前に、部屋の確認いいですか?」
店員はルームスに電話を掛けた。部屋の予約は出来たようだ。
小生「今の電話で、これから客がそっちに行くって事はもう、あちらに伝わったんですか」
そしたら、店員「また、後で説明しますから〜」
小生、ちょっとキョドってたのかな?落ち着け落ち着け。
そして、6000円を払って、あと、電話番号で客を識別しているという事で、電話番号を教えて(さっきの下4桁と違ってたら、出禁になるのかな?)名前を教えた。
(偽名でいいですよって、店員がいちいち言ってきた。勿論、偽名を教える。ここで身分証明書みせろとか言われたら絶対に帰るよ)
そして、嬢の準備が出来るまで、部屋の壁に並んでいる椅子に座って待っている事になった。その椅子が並んでいるエリア、何故かカーテンが掛かっているが、なんの意味があるんだろうな。待っている間、爪を切るように言われた。切った後、店員に爪を見せたら、まだ長い、白い部分が無くなるまで切れ、と言われた。
「女の子、敏感なんですよ」だと。最後に、自分の肌を引っ掻いて、痛くなかったら、OKだと。いやまあ、やりますけどね。これ、ギタリストとかだったら、この店使えないわな。
また、紙を渡されて、そこに、予約した部屋番と、ポッキリの電話番号が書かれている。別に、ルームスの店員に、ポッキリから来た、とか言わなくても、この紙を渡すだけでいいと。その紙の後ろに、禁止事項等が書かれていて、待っている間によく読んでいて欲しいと言う。
面白い内容があって、即尺オプションを付けた場合は、受付で渡したボディーソープで、シャワーでしっかりと身体を洗え、と書いてある。洗いが不十分なら、シャワーをもう一度か、オプション代返金で通常プレイになる、と。即尺オプションってなんなんだろうね。

さて、数分して、準備が出来たようだ。ルームスは歩いて3分程度の距離だ。部屋に入ったら、店に電話をかけて、そしたら嬢が向かうという段取りである。
最後に小生「あの、電話したら、すぐに来れます?15分以内に来てくれないと、部屋の延長料金が」
そう、前の『ピアニッシモ新宿』では嬢が来るのが遅く、延長料金払わされた。
店員、それは大丈夫です、と言った。(参照:ピアニッシモ新宿
マンション出て向かう時、後ろの店員に「そういや、ルームスって看板立ってましたっけ?」
店員「大理石の入口、分かりますから」
ちょっとうんざりした感じだった。

さて、ルームスはビルの4階である。エレベーターの扉が開くと、目の前に店がある。
受付はオッサンである。奥に若い奴がいて、なんかリラックスしてた感じだった。ポッキリから渡された紙を見せる。ササっと受付は完了した。1500円を払って、部屋に行く。
フロアはそこそこ広く、20室くらいありそうだった。少し迷って部屋に着く。
部屋は5畳くらいだろうか。ビニール剥き出しのベッドに、狭いシャワー室、壁に板が設置されているタイプの小さな机がある、実に簡素なデリヘル御用達の部屋である。
エアコンはちゃんと着いていて、それは良かった。バスタオルが2枚あって、ティッシュも置いてあった。机に爪切りだけが置いてあって、う〜ん、風俗の為の部屋だねえって思った。
店に電話を掛けて、嬢はこちらへ向かうと。さあ、ちゃんと来てくれるかな?頼む、15分以内に・・・。
心配する事は無かった。10分もしない内に、ドアはノックされた。向こうから開ける事は無いんだね。

続く

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